赤福餅をつくる

餡(あん)をつくる

小豆を煮ます

小豆の種皮を取り除いた後、大量の水でアクなどの不純物を十分に取り除きます。
余分な水分を絞ると「生餡(なまあん)」ができます。

生餡に水と砂糖を加え、餡を炊きます。

餅をつくる

赤福餅の餅は、もち米と砂糖で作ります。
最新のもち米選別装置を備えて、万が一の異物混入に備えています。

もち米をよく研ぎ、十分に水を含ませます。

もち米は蒸して、自動もちつき機で搗きます。搗きあげた餅に砂糖を加えます。

赤福餅をつくり折箱に詰め、検査する

餡(あん)と餅を機械にセットすると赤福餅が自動的に形作られ、折箱に詰められて出てきます。

折箱に詰められた赤福餅が標準の重量かどうかを検査し、規格外のものは取り除きます。

折箱の側面に製造日を印字します。
製造日の基になっている内部クロック(カレンダー)はIDパスワードで保護され管理されています。

人の目で色や形その他の異常がないかをひとつひとつ検査します。

食品用X線装置を用い、赤福餅の中に硬質の異物が入っていないかを精査します。異常を検出した製品はラインから自動的に排出され包装されません。

包装する

赤福餅を包装します。
木目シート、ふた、その日の伊勢だより、さじの順に自動的に入れられて赤い帯で封をします。

包装機で自動包装され、ピンク色の包装紙にも製造年月日と消費期限日が印字されます。
一箱一箱に正しく印字されているか、検査装置と目視で確認を行います。

金属検出機を通して金属類が入っていないか最終確認を行います。

段ボールに梱包します。段ボールにも製造年月日を捺印し出荷します。