伊勢だより

九月十八日

薬師堂三尊円空作

 志摩・上五知(かみごち)の小さな薬師堂(やくしどう)の御本尊(ごほんぞん)は、原木を荒けずりした薬師如来像(やくしにょらいぞう)です。
その丈(たけ)一メートル余、脇侍(きょうじ)の日光・月光菩薩(がっこうぼさつ)とともに、円空鉈(えんくうなた)彫と言われるものです。
三百年以上前の修行僧円空(えんくう)は、行く先々で仏像を彫って歩きました。
時間をこえて路傍(ろぼう)の薬師堂に伝わってきた円空仏三尊は、力強くも貴重なものです。

伊勢・いすずの里だより

二十四節気・白露(はくろ)

九月八日 〜 九月二十二日頃

大気が冷えて、露ができはじめる。
刈入れが終わった田園に秋の日差しが降り注ぎます。賑やかに飛び交っていた燕も去り、暮らしの中で秋風を感じられ始めます。

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