伊勢だより

十月十四日

神御衣祭

 伊勢の神様のお食事は、一日に二度(日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい))、住居の建て替えは二十年に一度(式年遷宮(せんぐう))。
そして衣類は、私たちと同じ、年に二度の衣(ころも)がえです。
さて、今日十月十四日は、神御衣祭(かんみそさい)。
松阪に近いはたおりのお宮で、代々の人々の奉仕で織られた和妙(にぎたえ)(絹)と荒妙(あらたえ)(麻)、それに組みひもや針もそえて奉納されるいにしえからのおまつりです。

伊勢・いすずの里だより

二十四節気・寒露(かんろ)

十月八日 〜 十月二十二日頃

朝露をふむと冷たく、そぞろ秋が深くなるころ。
涼風が立ち始め野山は秋の色に染まり始めます。伊勢では「神嘗祭」が終わった後、新米を頂きます。

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