新しい経営施策について

平素は赤福、並びに弊社グループの事業活動にご高配をいただき、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび弊社グループでは、令和2年2月4日に濱田総業に提出された第三者委員会の答申書の内容に基づいて、以下のような経営施策を定めてグループ内で実行することとしましたので、ご報告致します。


  1. 確実なコンプライアンスの実践
    グループ各社が確実なコンプライアンスを実践できるように努めます。また、内部通報窓口を全てのグループ会社の従業員に向けて設け、その利用を促進します。

  2. 風通しの良い企業風土に向けた努力
    創業家と現場の間に心理的距離があったとされたことを虚心坦懐に受け止め、風通しの良い企業風土の実現に向けた努力を行います。具体的には、様々な情報を社内でオープンにし、「言うべきことが遠慮なく言い合える組織」であるよう努めると共に、経営者と従業員が共に未来を作れるような関係の確立を目指します。

  3. 世代交代の推進
    上記の企業風土改革を確実に進めるためにも、グループ各社の経営陣の若返りを図ってまいります。具体的には、グループ各社において若い経営幹部の登用と育成に力を入れ、経営幹部同士が事業の将来についてグループ横断的に話し合える場を設けます。

  4. 経営評議会の設置
    弊社グループの経営全般のあり方について有識者の方々からご助言をいただくため、弊社に新しく「経営評議会」を設置します。評議委員を学識経験者、各分野の専門家などに委嘱し、ガバナンス、コンプライアンス、SDGsなどの観点で弊社グループの経営のあり方についてご評議、ご助言をいただきます。

弊社グループでは、かかる施策の実行を通してより良き経営活動の実践に邁進してまいります。何卒、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。


令和3年4月1日現在