朔日餅

朔日餅(ついたちもち)の由来

伊勢には、毎月一日に普段より早く起きて、神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」というならわしが残っています。無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りします。
この朔日参りのお客様をお迎えするために作り始めたのが「朔日餅」です。発売開始は昭和53年のこと。元日を除く毎月朔日(ついたち)に限り販売しています。季節ならではの餅菓子をお楽しみいただけます。

伊勢千代紙で包む

朔日餅を包むのは、日本伝統のゆかしい美しさを備えた伊勢千代紙です。
種々の図柄を、和紙に木版で色刷りにするという千代紙の製法は、京の宮中や江戸の大奥で始まりました。 やがて、木版ではなく伊勢型紙によって刷る方法が考案され、友禅や小紋のうつくしい紋様を刷るまでになりました。これが伊勢千代紙です。
赤福の朔日餅は、伊勢文化を継承した伊勢千代紙で包み、お客様の千代のご繁栄をお祈りいたします。絵柄は、版画家の徳力富吉郎先生に描いていただきました。

※伊勢型紙とは、着物の柄や文様を染めるために用いる型紙の一つです。丈夫な和紙を柿渋で数枚重ねて貼り合わせたものに、様々な手彫りの技法で文様を彫り抜いたものです。