
関宿 菓舗関の戸
伊勢だより
三重県北の関(せき)町は、鈴鹿峠のふもとに栄えた古い宿場町(しゅくばまち)です。
東海道四十七番目の宿場町であり、伊勢別街道と大和街道が交わる交通の要衝でもありました。
もっとも、明治になって関西本線が開通すると、この宿場町も、静かになりました。
しかし、だからこそ、かえって往時(おうじ)の古い街道も今日にのこりました。その中には、ご同業の老舗の菓子屋もあります。
各位
店主敬白
二十四節気
立春(りっしゅん) 2/4〜2/18
はじめて春の気配が現れてくる日。春立つ日。
空は青く、陽射しは暖か。けれど風は時おり、強く。春一番が吹くのは、そろそろ。
伊勢だよりとは、お客様へ赤福の主人がお贈りする、 その日の手紙です。